青い鳥広場


ブーゲンビリア ー 情熱


ブーゲンビリア

[花ことば] 情熱

ブーゲンビリアは熱帯性の半つる性低木。花の1輪は花とガクが1つずつの組み合わせからなりたっていて、3輪が集まって1つの花のように見えています。春から秋口まで花を咲かせ、2~3ヵ月に1度花芽をつけることが多いですが、温暖な地域では冬でも花を咲かせます。
花言葉の「情熱」は、赤やピンク、紫といった青空に映える色鮮やかな花色に由来しています。人の気持ちを高揚させることから「魂の花」と呼ばれることも。トロピカルなイメージが強く、都会でもブーゲンビリアを見かけるとちょっとリゾート気分に浸ることができるでしょう。

クチナシ ー 喜びを運ぶ


クチナシ

[花ことば] 喜びを運ぶ

クチナシはアカネ科の常緑低木で、6月から7月に強い芳香のある白い花を咲かせます。秋になると赤黄色の果実をつけ、乾燥させた果実は黄色の着色料として、繊維を染める他、サツマイモや栗、和菓子、たくあんといった食品を染めるためにも古くから用いられています。アメリカでは、男性が女性をダンスに誘う際に、胸飾り用にクチナシの花をプレゼントするといったロマンチックな習わしがあります。
花言葉は「喜びを運ぶ」。甘い香りは、自然と幸福感や高揚感をもたらしてくれます。どんよりとした天気の続く梅雨の時季、クチナシの花を近くにおいて暗い気持ちを吹き飛ばしてしまいましょう。

ルピナス ー 想像力


ルピナス

[花ことば] 想像力

ラテン語の狼を意味する「ループス(lupus)」が語源。狼のように荒れた土地でも生育する強さをもっていることに由来し、ルピナスという名がつけられました。
北アメリカ西部を中心に200種以上分布しているマメ科の植物で、一・二年草、毎年花を咲かせる多年草など種類や花色も豊富です。古代ヨーロッパでは、ルピナスのタネ(豆)をビールのおつまみにし、食べると心が明るくなり、想像力が高まるという俗信があり、薬草や食用とされていたことから「想像力」という花言葉がつきました。
ただし、ルピナスには様々な種類があるため、種子をそのまま食べられるルピナスは一部の種類だけです。大部分の種子に苦味と毒性があるため、食べる前にアク抜きをする必要があります。

ハナミズキ ー 返礼


ハナミズキ

[花ことば] 返礼

ハナミズキは北米原産で4月から5月にかけて白、赤、薄紅色の花をたくさん咲かせます。花のように見えている部分は、実はガクが変形したもの。樹木いっぱいに咲き、秋には紅葉が楽しめ、街路樹や家のシンボルツリー、庭木としてもよく目にする人気の高い樹木です。英名をdogwood(犬の木)と言い、樹皮の煮汁が犬の皮膚病治療に使用された事が由来となっています。
1912年、当時の東京市がアメリカに桜を贈り、その返礼として1915年にアメリカから白いハナミズキが寄贈され、さらに2年後には赤いハナミズキが届けられました。「返礼」の花言葉はこのエピソードから生まれたものです。
日本人が桜を愛するように、アメリカ人はハナミズキの花が咲く季節を待ち遠しく思うもの。国は違っても共に同じ春の花見を楽しみたい、そんな気持ちが溢れているように思います。

桃 ー 気立ての良さ


[花ことば] 気立ての良さ

桃は中国原産のバラ科モモ属の落葉小高木。3〜4月頃に白や赤、ピンクの花を咲かせます。最近は気温の変化で早く咲くこともあり、梅か、桃か、桜かと判断に迷うことも多いですが、花びらの先端が丸いのが梅で、先端が尖っているのが桃。そして先端が割れているのが桜です。日本では、縄文時代以前から栽培され、江戸時代になると改良が進み、花を楽しむ「花桃」と食用の「実桃」に分けられるようになりました。ピンク色の花は女性を。たわわになる実は豊かさや実りの象徴として。花言葉の「気だての良さ」には女児の健やかな成長を祈る意味が込められています。また、桃の花は可愛らしさとともに厄除けや魔除け、長寿をもたらす霊薬としての力を持つとされています。そのため、パワーのある生命力の象徴として桃の花を、ひな祭りに飾る習慣が続いています。

ソシンロウバイ ー 悲しみ


ソシンロウバイ

[花ことば] 悲しみ

ソシンロウバイ(素心蝋梅)は日本には明治時代に伝わってきました。中国原産のロウバイ科ロウバイ属で木の高さは2〜3mの落葉低木です。花の外側が黄色く、中心部が紫色のロウバイとは異なり、ソシンロウバイはロウバイより花が大きく全体が黄色なのが特徴です。
木のそばに寄ってみると花からふわりと甘い香りがします。この花の香りが梅に似ていることや半透明で光沢のある花びらがまるでロウ細工のようであること、全体が同じ色の花を中国では「ソシン(素心)」と呼ぶことから、素心蝋梅という名前になりました。
花言葉の「悲しみ」は、まだ花の少ない1〜2月に、春を待つようにうつむき加減の黄色い花を咲かせる、ひかえめで奥ゆかしい姿にちなむと言われています。