青い鳥広場


ハツコイソウ ー 淡い初恋


ハツコイソウ

[花ことば] 淡い初恋

ハツコイソウはオーストラリア原産で、砂漠地域に自生しているクサトベラ科の植物です。一見、草花のように見えますが常緑低木で大株になると株全体が花におおわれて見応えがあります。花色は桃色や黄色、オレンジ、白や青色などと豊富。愛らしく咲く姿は羽を広げた蝶が舞うようにも見えます。
日本に入ってきたのは1970年代ですが、鉢植えとして普及したのは1990年以降と、比較的最近栽培されるようになった植物です。
学名は「レシュノルティア」と言い、花言葉は「淡い初恋」。まるで寒さに縮こまりそうになりながら、大切な人を想い、頬を赤らめる少女のようなイメージです。

竹 ー 節度


[花ことば] 節度

竹は中国原産のイネ科の植物。料理に使われる筍が土から出る4月~5月にぐんぐんと勢いよく成長します。1年で10m近くの高さになり、地下茎を伸ばして深く広く根が張っていきます。
古くから庭の生垣に用いられたり、竹トンボや竹馬などの遊び道具やカゴなどの生活道具として使われたりしてきました。冬でも枯れないため、松などと一緒に正月の飾りに使われ、松竹梅と縁起が良いものの1つとして好まれています。
花言葉は「節度」。地にしっかりと根を張り、茎の区切りとなる節(ふし)をもっていることにちなみます。節が伸びる度に根が強くなっていく竹のように、今年もしなやかで、まっすぐのびやかに、そして大地にしっかりと根を張る生活をしていきたいですね。

セイヨウヒイラギ ー 私を守ってください


セイヨウヒイラギ

[花ことば] 私を守ってください

西洋ではクリスマスにヤドリギと赤い実のついたセイヨウヒイラギの小枝を飾るのが古くからの習慣です。セイヨウヒイラギは常緑樹であることや赤い実をつけることから、クリスマスカードや、百貨店の包装紙に描かれ、12月の季節の象徴となっています。
日本で出回るヒイラギは、モチノキ属のヒイラギモチという別種で、モクセイ属のセイヨウヒイラギとは異なりますが、どちらもトゲトゲの葉は、樹齢が重なるにつれトゲが減少して丸みを帯びてきます。花は白色で芳香があり4月〜5月に咲いて、11月頃に果実が赤く熟します。
花言葉は「私を守ってください」。トゲがあることから魔除けの木と言われています。

カエデ ー 美しい変化


カエデ

[花ことば] 美しい変化

カエデは、カエデ科カエデ属の総称で秋に色づく姿が美しい落葉低木。北半球の広い範囲に分布しており、世界に数百種、日本には数十種が自生しています。紅葉前線は9月頃に北海道から始まり徐々に日本列島を南下。全国各地で「紅葉狩り」を楽しむ人で賑わいます。この紅葉狩りは奈良時代に始まったと言われています。
学名は「Acer(アケル)」といい、「鋭い」という意味のラテン語で、切れ込みが入って尖っている葉の姿に由来します。
和名のカエデは、葉の形がカエルの手のように見えることから「蛙手(カエルデ)」が語源。美しく紅葉する条件は日中天気がよく、昼夜の寒暖差が大きく、適度な雨や水分があること。今年はどんな紅葉が見られるでしょうか。

ルクリア ー 優美な人


ルクリア

[花ことば] 優美な人

ルクリアは、インドのアッサム地方からネパール、中国に続くエリアで見られる常緑低木。濃い艶のある緑の葉、半球状につくピンクの花、可愛らしい丸い蕾、優しく上品な香りと、桜のような花びらから「ニオイザクラ」という名で人気の鉢花です。
ルクリアは花びらも散らず、花期も非常に長いという利点がありますが、短日性植物なので、日照時間が一定以下にならないと花芽がつきません。また、暑さや湿気に弱く、霜が降りるような寒さにも耐えられないため、栽培管理が難しいのが難点です。
花言葉は「優美な人」。木枯らし吹き始める季節の中、ふと振り返ると静かに佇む大人の女性のような、華やかさと色香あるしっとりとした花が魅力となっているのでしょう。

青いバラ ー 夢が叶う


青いバラ

[花ことば] 夢が叶う

自然界には青い色の色素を持つ花が少ないため、青い花はとても人気です。
ローマ神話で花の女神フローラは、大切に思っていたニンフの死を悲しんで、神々に祈りニンフを花の女王であるバラに変えてもらいました。神々はそのバラに「美、優雅さ、喜び、そして香り」を与えました。そしてフローラはバラに様々な色を与えましたが、青い色だけは冷たい印象を与えるのでつけなかったと言われています。
最近では爽やかさ、クールな印象の青色は人気で、人工的に着色されたバラ、品種改良の成果で青に近い色合いのバラが生まれています。「神の祝福」を受けたバラ。その中でも青いバラは大空、広大な海を思わせ私達に深い安らぎと希望を与えてくれます。