青い鳥広場


チューリップ(ピンク) | 愛の芽生え


チューリップ(ピンク)

[花ことば] 愛の芽生え

チューリップが、原産地のトルコからヨーロッパに渡ったのは16世紀中頃。オランダの貴族や富裕層の間では、「チューリップ熱」と言われるほど熱心に球根を集め、育てることが流行し、富の象徴として、庭では色とりどりのチューリップが競い合うように咲き乱れていたそうです。
そんなチューリップの代表的な花言葉は「思いやり」。色によって意味を変え、赤色のチューリップは「愛の告白」、ピンク色は「愛の芽生え」といった花言葉がつけられています。
美しい植物を見ると、自らの手で育ててみたくなるのは今も昔も同じ。チューリップの可憐な姿を見て、園芸を始めてみたくなったとしたら、そこに愛が芽生えたと言えるでしょう。

沈丁花 | 歓迎


じんちょう

[花ことば] 歓迎

沈丁花は、遠くまで漂う香り高い花を咲かせるジンチョウゲ科の常緑低木。花は外側が桃色で、内側は白色の小さな花が塊となって枝先に咲きます。
花のように見えるのは実は肉厚のがく。樹高は1〜1.5mほどで、枝がよく分岐するので丸くこんもりとした樹形を保ちます。緑の少ない春先に、青々とした葉と甘い香りが人気で、古くから庭木によく使われています。
春の到来を告げ、喜びを伝える花として知られ、そのイメージから「歓迎」の花言葉がつけられました。金木犀が秋の憂いや哀愁を感じさせる香りなのに対し、沈丁花の香りは春への憧れや心躍る感情をくすぐるような甘美さを持ち合わせているのではないでしょうか。

梅(白梅) | 気品


梅(白梅)

[花ことば] 気品

梅は中国原産、バラ科サクラ属の落葉高木。江戸時代に日本でも品種改良が盛んに行われ、いまでは300種類以上の品種が存在すると言われています。
現在、お花見と言えば桜ですが、奈良時代までは梅が主流で、梅見を楽しむ人々の姿が浮世絵などに描かれるなど大変人気があったそう。園芸学上は、花梅と実梅に分けられ、観賞用として愛される花梅は、実が小さめで酸味や苦味があり、実梅の実は食用として梅干しや梅酒などに加工されます。
まだ寒い季節から早春にかけてつぼみをつけ、甘い香りを漂わせつつ次々と咲く白梅の花言葉は「気品」。雪が舞うような寒さの中、清らかに咲く白い花が、にじみ出るような美しさ、奥ゆかしさを感じさせたのでしょう。厳しい寒さが続くこの時季、梅の便りが待ち遠しいですね。

モミ | 永遠


モミ

[花ことば] 永遠

12月、色とりどりに光輝くクリスマスツリーにワクワクする人も多いでしょう。
ツリーに使われているモミは、マツ科モミ属に分類される常緑針葉樹。クリスマスのイメージから海外原産の樹木と思われていますが日本の本州から南に自生しています。ドイツではお祭りの時に、花や色づけた卵の殻をモミの木に飾り付け、吊るしたロウソクに火を灯し、その周りを娘たちが歌い踊る風習がありました。一説によると、そうすることでモミの木に隠れている小人が留まって、村に幸せを運んでくれると信じられていたことがクリスマスツリーの起源だそう。
花言葉は「永遠」。モミの木は長命であることからつけられたと言われています。冬の間も葉を落とさず、緑を保つ姿に、強く生きる力を感じたのではないでしょうか。

ネメシア | 包容力


ネメシア

[花ことば] 包容力

ネメシアは、ゴマノハグサ科ネメシア属で南アフリカが原産地。秋にタネを蒔き春に開花する一年草タイプと、日当たりの良い場所であれば冬を越せる宿根草しゅっこんそうタイプがあります。
草丈は15〜40センチで、ギザギザとした葉っぱや、伸びた茎の先端に花を連なって咲かせるのが特徴的。紫やピンクのパステルカラーの花が咲き、花壇や寄せ植え用の花としても人気があります。また、バニラのような芳香のものや、咲き進むと色が変化するものもあります。
花言葉は「包容力」。寒い冬に向かう鉢の中でふっくらと可愛らしい花を咲かせる様を眺めていると暖かさに包まれ満たされた気持ちになるでしょう。

ススキ | 活力


ススキ

[花ことば] 活力

ススキは日本や中国、朝鮮半島が原産の多年草。暑さや寒さに強く、道端や空き地、高原などに生えて日当たりの良い場所で群生します。
花言葉の「活力」はそんな強い生命力や真っ直ぐに穂を伸ばす姿が由来となっています。またススキは、秋の七草のひとつ。稲穂の代わりとして、お月見のお供えに使われるようになったと言われています。茎の内部の空洞は神様の宿り場に、鋭い切り口は魔除けになると考えられていたため、悪霊や災いから収穫物を守り、翌年の豊作を祈願する意味も込められていました。
空気が澄み、月が美しく見える秋の夜空。月見団子とススキを飾って、美しい月の光に癒され、パワーをもらってみてはいかがでしょうか。