青い鳥広場


ススキ | 活力


ススキ

[花ことば] 活力

ススキは日本や中国、朝鮮半島が原産の多年草。暑さや寒さに強く、道端や空き地、高原などに生えて日当たりの良い場所で群生します。
花言葉の「活力」はそんな強い生命力や真っ直ぐに穂を伸ばす姿が由来となっています。またススキは、秋の七草のひとつ。稲穂の代わりとして、お月見のお供えに使われるようになったと言われています。茎の内部の空洞は神様の宿り場に、鋭い切り口は魔除けになると考えられていたため、悪霊や災いから収穫物を守り、翌年の豊作を祈願する意味も込められていました。
空気が澄み、月が美しく見える秋の夜空。月見団子とススキを飾って、美しい月の光に癒され、パワーをもらってみてはいかがでしょうか。

ムラサキシキブ(コムラサキ) | 聡明


ムラサキシキブ
(コムラサキ)

[花ことば] 聡明

ムラサキシキブは、シソ科の落葉低木で日本各地の林に自生する植物。鮮やかな赤紫色の小さな果実がつく姿が美しく、鑑賞用にも広く栽培されます。
庭植えによく利用されているのは近縁種で、コシキブとも呼ばれているコムラサキ。樹高1〜2mの細く弓なりの枝にブドウのように密集して実をつけるのに対し、ムラサキシキブは、真っすぐな枝にまばらに実をつけます。
花言葉の「聡明」は、紫色の実の清楚な美しさを『源氏物語』の作者であり、才女として知られる紫式部になぞらえたもの。猛暑が終わりを告げる頃、平安時代に宮中で暮らした女性たちの恋物語に想いをはせつつ、ゆっくりと秋の訪れを感じてみてはいかがでしょう。

クルクマ | あなたの姿に酔いしれる


クルクマ

[花ことば] あなたの姿に酔いしれる

クルクマはタイなど東南アジアを原産地とするショウガ科ウコン属の球根植物。食用・薬用として栽培されるものを「ウコン」、花を鑑賞するために栽培されるものを「クルクマ」と呼びます。
クルクマの根茎は黄色の色素を持ち、染料や着色料として使われます。花と思われている部分は実は葉の一部(ほう)で、本当の花は小さくひっそりと咲きます。
花言葉は「あなたの姿に酔いしれる」。大きな葉の間からすらっとした花茎が伸び、その先に白やピンク、紫などの苞が重なり合って華麗な姿を形作る姿からつけられました。情熱的な花言葉から、最近では夏の結婚式の装飾やブーケとしても人気があります。

クレオメ | 秘密のひととき


クレオメ

[花ことば] 秘密のひととき

クレオメは7月から9月に元気よく花を咲かせる熱帯アメリカ原産の一年草。草丈は60〜120cmと高く、長い4本の雄しべが花から飛び出しています。
日本では風に蝶が舞うような姿からセイヨウフウチョウソウ(西洋風蝶草)と呼ばれることも。
咲いたばかりの時は濃い色をしていますが、時間が経つにつれ、花色が薄くなっていきます。日の当たる水はけの良い場所に植えると、自然に落ちた種子が毎年花を咲かせるので、初心者でも育てやすい植物です。
花言葉の「秘密のひととき」は、夕方に咲き、翌日の昼頃にはしぼんでしまうことに由来しています。その儚い美しさにきっとあなたも魅了されることでしょう。

キンギョソウ | おしゃべり


キンギョソウ

[花ことば] おしゃべり

キンギョソウは、地中海原産で草丈は20cm~1mほど、花茎を大きく伸ばした先に花を咲かせます。鉢植えや切り花だけでなく、食卓を飾る食用花としても使われています。
花姿が金魚の口や姿に似ていることから、日本での呼び名はキンギョソウ。海外では、花の形がドラゴンの口に見えるとして、スナップ(snap=かみつく)ドラゴンと名付けられました。花言葉「おしゃべり」も口をパクパクさせて話しているように見えることにちなみます。
昔、アメリカで花育を学んでいた時、キンギョソウの花を指先でつまみ開いたり閉じたりさせて、子どもたちと遊ぶことを教わりました。花壇で咲く色とりどりのキンギョソウを見る度に、楽しい思い出がよみがえります。

モッコウバラ | あなたにふさわしい人


モッコウバラ

[花ことば] あなたにふさわしい人

モッコウバラは、中国原産のバラの原種のひとつで常緑つる性低木。4月から5月にかけて直径5〜3cm程の小さな花を咲かせます。
黄色と白色の花があり、白い花の方が強い香りを放ちます。その香りが、インド原産のキク科の木香の香りに似ていることから木香薔薇と言われるようになったそう。
一般のバラと違ってトゲがなく、病気や害虫にも強く扱いやすいので、園芸初心者の方にも気軽に楽しめるバラです。
花言葉の「あなたにふさわしい人」は、何かに寄り添ってぐんぐんと伸びていく性質に由来。庭のアーチやフェンスを覆うようにたくさんの花を咲かせ、道行く人の目を楽しませてくれます。